こんにちは~らしぶろ管理人らしです
今回は前回打ち込んだドラムをもう少し人間ぽくするコツを紹介します
僕自身ドラムは専門ではないので、毎回ドラムトラックを作るのあまり好きでは
ないです(笑)
曲にもよりますが、より生っぽくする場合は友達のドラマーに音源送ってどう叩くか
どんなオカズを入れるか作ってもらう事もあります。
そんななんちゃってドラムトラックではありますが、基本部分をおさえていけば
それなりに本物っぽくなりますよって感じで読んで頂ければ幸いです
ギターさんが曲を作る場合リズム隊がいるだけで曲のイメージをグッと人に説明
しやすくなりますので頑張って覚えて下さいね
と言っても今日は基本なので特に難しくないのでトライしてみて下さい
ドラムを本物(生)っぽくするために
〇ベロシティの調整
〇クオンタイズ
〇同じイベント繰り返す場合の変化を加える
もちろんこれ以上に細かい作業は沢山あるのですが、まずはこれらの内容を
意識して打ち込んでいくと自然になります
〇ベロシティの調整
ベロシティとは音の強弱表しています。言葉本来の意味は「速さ」を指す言葉ですが
DTMにおいては音の強・弱又は弾く強さ叩く強さの音色変化を指します。
このベロシティの調整をする事でより人間味を加える事ができるのです。
逆に機械っぽさ(EDM等)を出したければベロシティの強弱を少なくすれば
より機械っぽいドラムになるという事です。
強さの段階は0~127ありそれに応じて強さが変化していきます。
※S1はデフォルトで0.8~100の設定値になっていますのでお間違えなく
S1の場合はイベントビューに打込む前に既定のベロシティ値というのを
設定できますので、これがまずは基準値になります
(規定値に関してはそれぞれのジャンルやドラムセットによって違うので
まずここでは80に設定してみて下さい)
ドラムにしてもギターにしても音の強弱を出す場合
表拍と裏拍の関係が重要になります
表拍は強め裏拍は弱めになる事が多いです
※これも必ずではないのであしからず
ただ必然な部分で言えば、ギターは上から弾く場合と下から弾く場合
があるのですが、人間の構造上、上から弾くほうが強く音がでます
なのでこういった強弱をDAWにも書き込んであげるのがベロシティの調整
となります
それでは前回作ったデータのベロシティを変更してみましょう!
キック・・・80
スネア・・・80
ハイハット・・・8分刻みになっているので表拍を100裏拍45に設定してみて下さい。
ハイハットの裏拍はしっかりメリハリが効いていたほうが人間ぽいです
どうでしょう少しドラムのそれっぽくなりましたでしょうか?
実際はこのような単調なパターンでずっと続くことはないかも知れませんが、その都度
ベロシティを感覚的にいじって作ります。
〇クオンタイズ
クオンタイズは入力したデータのタイミングを補正する為に使用します。
今回のデータはマウスで録音(ステップ録音)してますので、完璧に完全にジャストです
が、リアルタイム録音時のデータを1発で一番近いポジションに整えてくれるので
クオンタイズは覚えておくと非常に便利です。
またS1にはどのくらいタイミングを補正するか指定できるので、ジャストすぎるのが嫌な場合は
クオンタイズ値を適正な補正%にしておくと良いと思います
これも合わせて覚えておくとGOOD
ジャストなデータを不規則に並べ替えてくれる機能
ヒューマナイズも一発で人間ぽく(それなりに)してくれるので
覚えておくと使いまわしができて楽です
〇同じイベントを繰り返す場合は
ひとつずつイベント作ってノートを打っていてはいつまで経っても作業が終わらないんで
コピペしてそのイベントを繰り返す事も多いでしょう
ただ仮にベロシティ・クオンタイズをかけてあったとしても同じイベント(1小節)が繰り返される
とやはりこれも機械っぽく聞こえてしまいます
これをさける為に少し変化を加えて上がるとグッと人間ぽくなります
例えば・・・
・ベロシティ&クオンタイズの値を変える
・オカズを入れる
・16分のノートを入れる
・プラグインを指して音を変化させる等
僕はドラムトラックを作ること自体あまり好きではありませんが、こだわり
だせば底が見えないほど深いのがDTMです(笑)
130小節の曲があるとすればそれだけこだわれる部分がある、という事で
プロの楽曲はその細かい部分まで拘って作られています。
と、まぁ偉そうな事を言ってしまいました(;'∀')
下に動画が張ってありますので、参考になれば幸いです!
それではまた!良いDTMライフを!